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低TH帯 (2–6)のクラン対戦

TH 2–6において、クラン対戦で使用する戦術は、安定して星3つ(全壊)を取りやすいことが望ましい。

そこで、今回はTH 2–6におけるクラン戦での戦い方を紹介する。

はじめに『TH毎の戦術について』、最後に低TH帯の対戦において最も重要な『援軍処理』について記す。

 

【TH毎の戦術】

TH 2–4

編成はバーバリアン:アーチャーが2:3程度で、援軍処理が確実にできる編成ならよい。

『ババアチャ』と呼ばれ、基本的な戦い方は、

近接攻撃しかできないが、体力の高いバーバリアンを盾に、

遠距離攻撃できるが、体力の低いアーチャーを後ろから出す。

しかし、大抵の場合、援軍処理後にクランメンバーからもらった援軍を出すだけで終わってしまうことがほとんどである。

ジャイアントは、慣れているなら持っていってもよいが、盾役としてはまだレベルも低くHPが低いため、編成に組み込む大きなメリットはない。

援軍には、ホグライダーもしくはエアバルーンをもらうとよい。

ホグライダーは壁を飛び越せる防衛施設優先攻撃のユニットで、TH 7から使えるユニットであり非常に強力である。

エアバルーンは空のユニットであり、壁を気にせずに防衛施設を攻撃できる。さらに空のユニットに対して攻撃できる防衛施設は限られているため、こちらも非常に強力である。

エアバルーンの天敵である対空砲はTH 4から建設可能であるため、設置されていない村も多くほぼ無敵。

例えば、画像の村では黒の矢印の方向から援軍のバルーンを出すことで、唯一空に攻撃できるアーチャータワーを真っ先に壊せる。

TH 5

TH 5になると、キャンプの容量が135枠となる。

さらに防衛施設数が増えることで素直に対空砲が壊しにくかったり、

ばねトラップが壁の間に挟まれていて援軍のホグライダーが飛ばされやすい配置だったり、ということがある。

そのため、TH 5ではバルーンラッシュが安定して強いといえる。

編成例は、バルーン18、残りアーチャー45。

戦い方は、まずアーチャー数十体で援軍処理は確実に行う。

その後、自前のバルーン、援軍バルーンで防衛施設を破壊。

最後に防衛施設も無くなり安全なので、残りのアーチャーを時間切れしないようにばら撒いて全壊を目指す。

例えばこのような村の場合、対空施設に注目すると、赤丸で囲んだように配置されている。

そのため、援軍処理後、バルーンは赤矢印から5体ずつ程度、さらに12時側の大砲が壊れてから黄色矢印に援軍バルーンを投入することで対空砲を確実に破壊し、その後ウィサードの塔に向かう。

このように、TH 5バルーンラッシュでは対空施設を優先的に破壊することで最小限の被ダメージで攻略ができる。

ほかのTH 5の攻め方としては、ジャイアントとアーチャーを使ったジャイアチャもある。

この時は援軍はホグライダーが好ましいことが多い。

編成としてはジャイ15体にウォールブレイカー3体、アーチャー56体程度で、

援軍処理後にジャイを十数体出して盾として使い、その後ろからアーチャーを遠距離攻撃ユニットとして使う。

援軍のホグライダーに大砲やアーチャータワーなどの防衛施設がターゲットを取らないように残りの数体のジャイアントでターゲットを取るとホグライダーが長生きする。

きれいな配置の相手ではないが、ジャイアントでターゲットを取ることでホグライダーの被弾を減らすことができ、結果援軍の強力なホグライダーがかなり長生きすることができる。

TH 6

TH 6からはヒーリングを使えるので、強い高レベル援軍に積極的にヒーリングを当てると非常に有利に戦える

そしてTH 6から使えるジャイヒーは、盾役のジャイアントの体力をヒーラーで回復させるため、TH 6で強力な戦術の一つである。

編成例としてはジャイ12ババ5アチャ51ウォールブレイカー3ヒーラー2

弱点は、ヒーラーが対空砲に撃たれてしまうとすぐにやられてしまうことである。対策としては、先に対空砲を壊すか、対空砲から遠い位置から攻める等の工夫が必要である。

動画では先に対空砲を壊すことで、対空砲からヒーラーが撃たれることを防いでいる。

ジャイアントをはじめに出し切るのではなく 、上記と同様に援軍のホグライダーを守るように残したジャイアント数体でターゲットを取るとより有利に立ち回れる。

TH 6におけるもう一つ強力な戦術は、やはりバルーンラッシュである。

編成例はバルーン24ババ5アーチャー25

弱点は対空砲なので、対策として対空砲をなるべく早く壊すことを考える。

動画では、援軍処理後に援軍の高レベルバルーンを対空砲から守るために数体手持ちの低いレベルのバルーンを盾として出した後、援軍バルーンを追わせている。このようにすることで、高レベルバルーンを延命させることができる。

 

【援軍処理について】

低THのクラン対戦において、最も重要な援軍処理の基本的やり方を紹介する。

そもそも援軍処理とは、文字通り相手のクランの城に入っている防衛援軍を処理することである。

これを行わないと、相手の高レベル防衛援軍に一気に返り討ちを受け、攻撃が失敗してしまうことが多い。

援軍釣り出し~援軍処理

まず相手の村を本格的に攻め込む前に、クランの城の範囲にユニットを出すことで防衛援軍が反応し、城から出てくる。

クラン城の範囲は、相手の村のクランの城をタップすることで確認することができる。

この場合、クランの城の範囲は外にも出ているため、バーバリアン1体でも援軍釣り出しが可能である。

このようにクランの城の範囲が配置の内側にしかない場合は、うまく防衛施設優先攻撃などのユニットを使ってクランの城の範囲にユニットを入れることで釣り出すことができる。

この場合はジャイアント1体を9時側の対空砲に向けて出すことで釣り出すことができる。

相手の防衛援軍を釣り出す時の注意としては、

地上ユニットで釣り出した場合はすべての防衛援軍が反応して城から出てくるが、

空のユニットであるバルーンなどで釣り出した場合は空に攻撃できる防衛援軍しか城から出てこないことである。

例えば、防衛援軍でネクロマンサーとバルキリーが入っている場合、

バーバリアンやジャイアント等の地上ユニットで釣り出したときは、ネクロマンサーとバルキリーが城から出てくるが、

バルーンで釣り出したときは、ネクロマンサーのみが城から出てきて、バルキリーは城から出てこない(ユニットの攻撃目標を参照)。

上記のことを踏まえて防衛援軍を城から出したら、援軍処理を行うために最適な場所まで釣り出す必要がある。

援軍処理に最適な場所とは、

・援軍処理中に防衛施設から攻撃を受けない場所

・援軍処理に使い、生き残ったユニットを無駄にしない場所

である。

TH 6まではキャンプの容量も少ないので、援軍処理を行う際にほかの防衛施設から攻撃を受けない場所で安全に行うことが望ましい。

また、援軍処理に使ったユニットたちも有効に使うため、攻め込む方向をあらかじめ決めておいて、

攻め込む方向に援軍を釣り出してから処理後にユニットを守るようにジャイアント等を展開するとよい。

それも踏まえて、援軍処理の流れをもう一度。

動画では、バーバリアンで防衛援軍のネクロマンサーとバルキリーを村の6時側に釣り出している。

援軍処理が終わったら、援軍処理に使ったアーチャーを守るようにジャイアントを展開し、村を壊していく。

また、相手の防衛援軍によって、処理の仕方が異なる。

TH 6までのクランの城レベル1では10枠、2では15枠、3では20枠相手の防衛援軍が入っている。

この枠数で入っている防衛援軍で気を付けるべきはドラゴンやベビードラゴン、バルーン、ネクロ、そしてなんといってもバルキリーである。

まず、基本的には援軍を村の端まで釣り出した後に大量のアーチャーで囲い込むだけでよい。

ドラゴン等の範囲攻撃ユニットは、アーチャーを同じ位置に重ねて出すと一度に何体も焼かれてしまうので、いくらかずらして囲い込む。

ネクロは本体が生き残っている限り、スケルトンがやられても新しいスケルトンを生み出してくるので、

動画のように釣り出してスケルトンを本体から引き離した後に本体をアーチャーで囲い込む。

バルキリーは現在の仕様では初撃が速い範囲攻撃なので、アーチャーを孤立させて囲い込む。

この時にウィザードを使う人を見るが、ウィザードは1体あたり4枠であるため、

3体でもやられるとアーチャーにして12体分、つまりアーチャーなら12回は攻撃を受けれるため明らかに大量のアーチャーで囲い込んだほうが安全である。

以上を踏まえて援軍処理を忘れずクラン対戦に挑んでほしい。


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