TH 7–8において強力な戦術の一つドラゴンラッシュ。
TH 7, TH 8それぞれについて基本的なプランニングのやり方を解説する。
【TH 7におけるドラゴンラッシュ】
ドラゴンラッシュにおいて最も考慮すべきはやはり対空砲である。
TH 7から対空砲は村に3本ある。
その3本の対空砲の位置で以下の2つ、
(1) ライトニングドララ
- 1本でも外側から容易に対空砲を壊せる場合
(2) レイジドララ
- 中心部に3本とも対空砲が固まっている場合
を使い分けると良い。
それぞれのプランニングについて以下で記す。
(1) ライトニングドララ
3本の対空砲それぞれに対するアプローチを考える。
TH 7において最も汎用性が高く安定するのはライトニングドララである。
編成はドラゴン10体、ライトニング3つ、援軍はバルーンもしくはホグ、ヘイスト
プランニングは以下の順番で考える。
・外から最も破壊しやすい対空砲を1本見つける
・エアスイーパーの向きと残りの二つの対空砲のうちドララで壊しやすい対空砲を見つける
・対空砲3本のうち、残った最も壊しにくい対空砲をライトニングで破壊すると決める
この3点でよい。
実際に例として村を見てみる。
この村の場合、外から最も壊しやすいのは3時側の対空砲と12時側の対空砲である。
12時側対空砲および3時側対空砲はどちらも援軍バルーンヘイストで簡単に破壊できる。
次にエアスイーパーを見てみると、向きを赤線で示してあるが、ドラゴンを出す逆行しない面は12–3時か3–6時かと考えれる。
12–3時と3–6時どちらでもよいが今回は白矢印方向の3–6時ドララで考える。
その場合、中心部にある対空砲が最も壊しにくいことが予想される。
よって中心部の青四角で囲んでいる対空砲を先にライトニングクエイクで破壊すればよい。
実際にプレイする手順は、
まずライトニングクエイクで中心部対空砲を破壊する。
ドララは3–6時の面からなので、3時・6時それぞれにドラゴン1体ずつでサイドカットを行う。
(細かいことを言えば、3時側はババキンがいるのでドラゴンでサイドカットを行い、
6時側には対空施設が少ないので3時側サイドカットより早めにドラゴン2体程度を出してしっかり削るとなおよい。)
ドラゴンが3時側対空砲に差し掛かる手前でレイジをかけ、対空砲までの進軍を加速させる。
12時側対空砲がドラゴンにターゲットを取ったら(高レベルバルーンの被ダメージをなるべく減らすため)、すかさず12時側にバルーンヘイストを投入し12時側区画を破壊する。
(2) レイジドララ
レイジドララはイメージとしては各対空砲に早く近づき破壊することで被ダメージを抑えるためにレイジを使う。
編成はドラゴン10体、レイジ3つ、援軍はバルーンもしくはホグ、ヘイスト
こちらは、上記のライトニングドララのパターンに当てはまりにくい配置に使う。
例として村を見てみる。
このように中心部に対空砲が集まった配置に対しては、レイジ3発を使ったドララのほうが有効である。
エアスイーパーの向きは赤線方向になっているため 、今回は12–3時の面で考える。
レイジの位置は大体ピンクの丸の位置に落としていく。
この時できるだけたくさんのドラゴンをレイジに入れることを意識する。
防衛援軍にはドラゴンとぶつかるところでポイズンをかけると被ダメが抑えれる。
対空砲が中心部に固まっている場合、援軍バルーンヘイストはドラゴンの後ろを追わせるように中心部に向かせわせるとよい。
ポイントはできるだけ多くのドラゴンを中心部に入れるサイドカットと、レイジをできるだけ多くのドラゴンにあてることぐらいである。
【TH 8におけるドラゴンラッシュ】
TH 8のドラゴンラッシュで最も汎用的なのはライトニングクエイクレイジを積んだドララである。
ドラゴンの天敵である対空砲はTH 7と同様に3本あるため、それぞれへのアプローチを考えればよい。
プランニングはTH 7ライトニングドララとほぼ同じで、対空砲を一つ壊すための呪文と、さらにレイジを一発多く持っていける。
編成はドラゴン10体、ライトニング2つ、レイジ1つ、アースクエイク1つ、援軍はバルーンもしくはホグ、ヘイスト
それぞれの対空砲へのアプローチは以下の順番で考える。
・外から最も破壊しやすい対空砲を1本見つける
・エアスイーパーの向きと残りの二つの対空砲のうちドララで壊しやすい対空砲を見つける
・対空砲3本のうち、残った最も壊しにくい対空砲をライトニングクエイクで破壊すると決める
実際には単純に上記のTH 7ライトニングドララのドララにレイジを1発増やせるという感覚でプレイすればよい。
一例として村を挙げる。
まずは最も壊しやすい対空砲を探すが、どの対空砲も外から援軍バルーンを使うだけでは少し不安である。
そのため、エアスイーパーの向きからまずはドラゴンを入れる方向を考える。
エアスイーパーの向きは6時側を向いているため、ドラゴンは12–3時面か、12–9時面が逆行しない。
この時に12–9時面からドラゴンを出すと考えると、6時側の対空砲がバルーンで簡単に壊せる。
バルーンのルートをおおまかに黒矢印で示す。
つまり、ドラゴンで10時側の対空砲を壊し、そのあとに9時側からバルーンを入れると、
ドラゴンが村の中まで進んでいるので、黒矢印の方向にバルーンが進行し6時側対空砲が容易に壊せる。
残りの2時側対空砲をライトニングクエイクで先に壊しておけば全壊のプランが立てれる。
実際にリプレイを置いておく。
ここで、アースクエイクの範囲内に高HPの施設を巻き込むように落とすことがポイントである。
アースクエイクは最大HPに比例したダメージを与えるため、リプレイにあるようにTHやクランの城を対空砲を壊す際に巻き込むと非常にお得である。
以上、TH8の対空砲が壊しやすい村に対しては非常に汎用性が高い戦術なので習得しておくとよい。
【ライトニングクエイク対空砲破壊早見表】
参考までに、ライトニング×2、アースクエイク×1での対空砲破壊必要レベルをまとめたので、こちらに貼っておく。
下の表に対空砲レベル・アースクエイクのレベル・ライトニングのレベルをまとめている。
上はそれに対応するダメージのグラフである。
TH8のライトニングドララの動画内で軽く説明しているので、見方がわからなければ参照してもらいたい。